終末トラベラーのコンセプト

このwebサイトは

当webサイト 終末トラベラーは、西日本を中心に、

  • 昭和遺産ラブホテル
  • おみやげ屋
  • 喫茶店
  • 珍スポット
  • 廃墟
  • ドライブイン
  • 道の駅

など昭和レジャー施設や終末観光地を巡り、記録しています。

終末トラベラーの由来

終末観光という言葉

昔から、退廃的であったり、昭和の時代に勢いのあった施設、また現代では新規開業が難しいピンク要素のあるものがすごく好きだという自覚はあったものの、これほど自分の趣向としてしっくりくる言葉は他にありませんでした。

終末観光の定義

私が敬愛してやまない「八画文化会館」の創刊号の特集で初めて見、その定義が冒頭に記載されていました。

ひっそりと運命を受け入れるように、やがてこの世から姿を消すもの。
もしくは延命処置を繰り返した結果、摩訶不思議な何かに変態するもの。
寂れてはいるけれど、よく観察すれば、モダンであったり気品があったりするもの。
最初から一貫して、時代や地域からズレっぱなしで「終われない」もの。
(中略)
もちろん、終わってしまった後の状態である廃墟も、魅力的な終末観光地だ。
(八画文化会館創刊号より引用)

 

名付け

終末観光という定義に心打たれたことに加え、自分たちが主に週末にしか旅できないという事情もあり、それもかけて「終末トラベラー」を掲げることに決めました。

終末観光地への思い

昭和遺産ラブホテル

昭和の時代に作られた、装飾が派手な部屋があったり、看板のネオンがレトロなラブホテル(モーテル)。そんなラブホテルたちを「昭和遺産ラブホテル」と呼んで、探し、記録しています。たとえば、回転ベッド、ロケット型のベッド、スーパーカー型のベッドなどの特殊ベッドがあったり。ありえないくらいの面積が鏡張りになった部屋や、赤い絨毯が敷かれていたり。そこでしか味わえない空間のある、とっても魅力的な昭和遺産ラブホテル。しかし今の時代、ラブホテルの経営は大変厳しく、さらに所有者の高齢化や法律・条例なども複雑に絡み、維持していくことも難しい。そんな昭和遺産的ラブホテルは、いまや絶滅寸前です。

観光地・おみやげ屋

箔押しのタトウ箱に入ったポストカードやしおり、ファンシーな絵柄の湯呑みやのれんが好きで、旅先では老舗のおみやげ屋さんを探します。昭和の時代、修学旅行や新婚旅行の定番だった観光地の中には、残念なことに時代とともに観光客が減ってしまったところもあります。高齢化が進み、次々とお店が閉店してしまっている地域もあります。しかし、昔ながらのゆっくりとした雰囲気は、日々の疲れを癒してくれるし、レトロなおみやげは平成を生きてきた私には新鮮にうつります。

ドライブイン・レトロ自販機

地方の幹線道路や山中によくあるドライブイン。都会ではなかなかお目にかかれない、貴重なレトロ自販機に出会うことがあります。うどん、そば、ラーメンの自販機やカレーの自販機、おかしや軽食の自販機。昭和の時代にはロードサイドで見かけたこういった自販機も、便利になる時代の流れとともに数を減らしていきました。コンビニもない当時、ロードサイドに灯る小さな灯りや、自販機の唸る音が響くドライブインは、きっとドライバーにとって心安らぐ場所だったのではと思うのです。

昭和レジャー施設の魅力

どの施設にも共通して思うことは、昭和の時代の勢いと空気感に触れられるということ。今、この現代では考えられないような突飛な空気に触れた時、昭和という時代とその時代を生きた人の勢いを感じて、元気をもらえます。そして同時に、長い時間を経て熟成されたような、優しい時間に包まれるような感覚にもなります。相反する感覚のように思いますが、これら全てを感じることができるというのが、終末観光地・昭和レジャー施設の最大の魅力であると思っています。

可能な限り残ってほしい、だけど…

終末トラベラーでよく扱うこれらの施設は、地方にあることが多く、高齢化・過疎化が著しいところが多いように思います。お客さんが減った、経営する側の高齢化、跡継ぎがいない。それに加えて施設や設備の老朽化や、修理する部品や人材の不足。維持する際には法律や条例の壁がある場合もあります。場所によってケースバイケースで、すべてがこのとおりではありませんが、こういったお話をお聞きすることが多くなってきたことも事実です。どれかを解消すれば、解決するようなものではない。ではどうすればよいのか?

今こそ、そこへ行く

今、それらがあるのなら、現地へ行って楽しむこと・記録することが私のできることです。廃業を知って「行きたかった」とSNSで嘆くより、今そこへ行って「楽しい!素晴らしい!」と発信して、一人でも多く、訪れる人を増やしたい。そうしていくことで、少しでも終末観光地が長生きできるかもしれない。長生きすれば、楽しめる時間も増えるかもしれない。…そんな思いで、日々更新しています。このサイトの記事をきっかけに、終末観光地を訪れてくださったら、こんなに嬉しいことはありません。

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