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【北海道釧路市・ホテルピュア 206号室】北の大地の空中風呂

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北海道は釧路市。

全国的に見ても、とても珍しいお風呂が楽しめるホテルピュアにやってきました!

目次

釧路のラブホテル

釧路へは初めての訪問。ずっとずっと行ってみたかったのです。北海道へラブホ探訪へ行くなら、やっぱり釧路は外せない! と思っていました。理由は3つ。

ひとつは、映画「ホテルローヤル」に登場するラブホテルが釧路にあること。原作者である桜木紫乃さんのご実家がかつて経営されていたラブホテルも釧路にあったそうなんです。

もうひとつは、下調べをする中で、道内で群を抜いて個性的なラブホテルが目についたこと。

そして最後に、10年以上前に見かけた個人ブログの内容を確かめたい。これらが釧路を目指した大きな理由です。

その個人ブログは、すでに検索でも出てこなくなっており、私の個人的なメモに残したスクショのみ。そこには「ホテルピュアに、空中風呂があった」と書かれていました。

空中風呂とは

空中風呂とは、サラダボウル型の透明バスタブを、階上に設置しているお風呂のこと。

階下にはベッドやソファを置くなどして、透明のバスタブを底の方から鑑賞するという、なんとも奇天烈で(すけべな)大人の楽しみ方ができる設備です。

サラダボウル型のバスタブそのものは、今も残っているところはあります。ですが、「空中風呂」となると、その現存率はガクッと下がります(栃木・日光のホテルキングが知られています)

10年を経て、ようやく訪れた釧路。果たして、空中風呂との対面が叶うのか……!?

仁々志別川沿いのラブホテル「ピュア」へ

1枚のスクショを頼りにやってきたのは、ホテルピュアの206号室。仁々志別川沿いに佇む、シンプルな外観のラブホテルです。

ワンガレージワンルーム、いわゆるモーテル型のラブホテルになります。

206号室のガレージに車を停め、奥にあるドアを開けると、廊下を挟んで向こう側にもうひとつドアがあります。

このドアを開けると玄関。ここで靴を脱いで、階段を上がっていきます。階上にはさらにドアがあり、それを開けると客室となります。

ベッドまわり

まずはベッドまわりを見ていきます。

ベッドサイドのカーペットに、一部傷みが見られます。でも、枕元やお部屋のはしっこを見るに、丁寧にお掃除やメイクをされていることが伝わってきます。

ベッドまわりには内線の使用方法のサインや、優待券(クーポン)も設置されているのですが、どれも可愛らしいデザイン。

ヘッドボードには、埋め込み型のティッシュケースがありました。あんまり見かけないタイプなので、ワクワクしますね!

フタを開けると、そこにスキンも収納されていました。

すでに見どころ満載で、なかなかベッド周りを離脱することができません。これは長い時間がかかりそうです……!!

さらに驚いたのがこの設備。ただの天井でしょ、とお思いでしょうが、ヘッドボードのスイッチを押すと……

なんと液晶テレビが降りてきました。

ベッドまわりにテレビがないな〜と思っていたのですが、まさかこんなところに隠れているとは……!

もう一度スイッチを押すと、元通り天井に帰っていきます。

さて、ベッド足下の方に見える階段の方へ行ってみましょう。

リビングエリア

数段の階段を上がると、こちらはリビングエリアになっています。

平成レトロなラブホテルでよくみられる、斜線を活用したシャープでアーバンなデザイン。

電子レンジやポットなど、基本の設備が揃います。

冷蔵庫は自販機タイプなので、持ち込みスペースはあまりありません。

気になったのがこちらのパソコン。明らかに年代物。デスクにはこんなサインも貼られています。

カタカナで書かれていることに、ほのかなホスピタリティと、時代の名残を感じます。gooに至っては2025年11月25日にサービスを終了してしまったので、思わず「なつかし!」と声をあげてしまいました。

ホテルピュアの206号室は、まだもう一つフロアがあります。

見るからに気になってしまうスペースもありますね。早速、階上へ進んでみます。

階段の手すりや、間接照明のデザイン性も高い!

トレンディドラマに出てきそうな雰囲気で、かつて釧路の若者は胸を踊らせたに違いありません(私ももちろん、ワクワクしておりましたが)

階段の上からみた客室は、とてもハイセンスでゴージャス。星空天井も美しいです。

水まわり

リビングエリアの上は、水まわりがぎゅっと集まっています。

左手に洗面台、奥にトイレ、右手に見えるのがバスルーム。一番気になるバスルームは最後に取っておいて、まずはトイレから見ていきます。

トイレはかなり広々としています。

比較的、奥行きがあるトイレでした。便器の色もかわいい。

こちらは洗面台。

照明器具が室内のデザインとマッチしていて素敵です。鏡も大きくて使いやすい印象でした。

アメニティも必要最低限と言えるかもしれませんが、これだけ揃っていると急な利用でも安心です。

リモコンはバスルームのテレビ用。

ドライヤーは壁掛けでした!

私の地元、関西ではなかなか見かけることのないドライヤーです。以前、富山で見たことはあるのですが、寒冷地に多いのでしょうか?

いよいよバスルーム! 空中風呂は……

さて、いよいよバスルームです。

バスルームのドアはガラス張りで、可愛いネコのイラスト入り。優待券と同じデザインですね。

あ、あるやん!!! 空中風呂!!!!!

でもって照明かわいい〜〜〜! 真珠やん!!!!!

ブラックライトも点くやん!!!!!

……と、興奮が限界突破して、あっちを見て奇声をあげ、こっちを見て奇声をあげ、疲れも忘れて大はしゃぎしてしまうほど素晴らしいバスルーム。

特にブラックライトと星空天井のハーモニーは、幻想的なバスタイムを楽しむのにぴったり! 最高!

空中風呂はこんなふうに見えます

空中風呂は先述のとおり、透明のバスタブの下に、ソファなりベッドなりがありますが、ホテルピュア206号室ではベッドが設置されています。

というわけで、バスルームからベッドに戻ってきました。実際に空中風呂を階下から見てみます。

枕元から頭上を見上げると、こんな丸窓があり、この上がバスタブになります。

最初はすりガラスのようになっていますが、枕元のスイッチを押すとあら不思議。

パッとクリアになって、バスタブの中があらわになりました。飾りの造花がまた良いのです……!

バスタブに入ってみました。黒い服を着ている私です。結構見えていますね。

さすがに肌色はお見せできませんが、気になる方はぜひ入ってみて(見てみて)ください。

次はバスルームに戻って、バスタブに水を張ってみます。通常時よりも、少し透明度が高くなった印象です。

バスタブを覗き込むと、底に枕やスイッチパネルが見えます。

退室・お会計はエアシューターで

ホテルピュアのお会計はエアシューター。

退室する旨を内線で伝え、利用金額を聞いて、カプセルにお金を入れて飛ばします。

こちらのエアシューターのボタンはカバーが付いているので、それを開けて押します。

ホテルピュア まとめ

全国的に見ても非常に珍しい「空中風呂」が現存するラブホテル「ホテルピュア」。

長らく営業されている中で、経年を感じられる部分もありますが、気持ちよく利用できるホテルだと思います。

また、設備やリネンなど、見どころも多いのでラブホテルがお好きな方は、非常に楽しめるお部屋です。

空中風呂は206号室のほか、201号室でも楽しめます!

休憩・宿泊におすすめ

今回支払った金額

休憩 5,170円(平日日中、2時間の利用。自販機で飲み物を購入)
支払いは現金のみ。利用料金、設備は2026年5月当時のものです。料金は利用日・時間帯によって変わります。この記事の限りではありませんのでご注意ください。

ホテルピュア 詳細

住所:北海道釧路市鳥取北9-20-9

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この記事を書いた人

昭和の趣の残るラブホテル=昭和遺産ラブホテルの記録・レポートをするユニット「紀行専科」主宰。昭和遺産ラブホテル、終末観光地の記録をしています。昭和遺産ラブホテル同人誌「あまみのラブホ探訪」ラブホ雑誌「いこい」の発行、トークイベントなどもしています。

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