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オネショが治る!?まことちゃん地蔵といのうえお好み焼き店【奈良・五條】

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奈良県五條市

五条駅南口を出て、線路沿いの細い道を西に進むと踏切のすぐそばにあるのが、いのうえお好み焼き店。ここには知る人ぞ知る、あの「お地蔵様」があるのだ。

まことちゃん地蔵

まことちゃんといえば、楳図かずお先生の代表作。そのまことちゃんのお地蔵様がいのうえお好み焼き店の横にある。祠は楳図かずお先生のご自宅”まことちゃんハウス”を模しているというこだわりよう。なんでも、おねしょがなくなるというご利益があるとかないとか…。

店内へ

お好み焼き店とのことなので、入店することに。店内に入ると、左手にはカウンター、右手にはテーブル席、奥には座敷がある。奥の座敷には、たくさんのまことちゃんグッズが飾られている。
天井にはラジコンの飛行機も飾られていて、こちらはご主人の趣味だそうだ。たくさんのラジコンをお持ちで、店内以外にもいくつかあるらしい。

着席

テーブル席に座ると、ご主人が注文を聞きにきてくれる。お好み焼きを注文すると「はい〜」と注文を復唱し、カウンターに戻っていく。入れ替わるように奥さんが席に来て「まことちゃん地蔵見に来てくれたん?」と声をかけてくれる。

隣のテーブル席に座って、「楳図さんは主人の幼馴染で〜」とか「祠は大工さんに頼んでまことちゃんハウスそっくりに作ってもらって〜」とかいろんな話を聞かせてくださる。合間合間にアルバムを持ってきて、これは〇〇の時、こっちは××の時…なんて見たり聞いたりしていると、あっという間にお好み焼きが焼きあがって、ジュ〜っと美味しそうな音を出しながらテーブルの鉄板に滑り込んでくる。

「まぁま、ゆっくりしてってよ」と奥さんはカウンターに戻っていく。

アツアツでおいしい!

アツアツのお好み焼きは、ふわふわというよりはモチっとしていて食べ応えがある。値段の割にはボリュームがある気がするので、お昼だったら一枚でも十分なくらいだった。

奥さんの観光案内

食べ終わる頃には、奥さんが「今日は、どっから来たん?観光?」と話しながら、また隣のテーブル席へ座る。私がいのうえお好み焼き店に行く時というのは、ほぼほぼ「アイネ五條店」へ行く直前。残念ながら、明け透けに言えるような目的地でもないし、観光ではない。とは言え、観光でないと言うとじゃあどうして五條へ?と続いてますます返答に困ることになるので「まぁ……ドライブ、ですかね……」と答えを濁す。「そうかいそうかい、五條は最近道の駅とかもたくさんできたし、新町あたりは古い町並みが残ってて〜〜〜」と五條周辺の観光情報を教えてくださる。五條は隣り合っている和歌山も含めて、自然豊かな町なので季節によってさまざまな景色や食べ物を楽しむことができるから、季節ごとのオススメも網羅した奥さんの観光情報は必聴!

あれこれ話をお聞きしていると、楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまう。じゃあそろそろ…と立ち上がる。
「ありがとうね〜、じゃあ〇〇円です」
お金を支払うとドアに向かう私達の後ろから「また来てよ〜!」と元気にお見送りをしていただいて、店をあとにする。まことちゃん地蔵を見に来る若者も多々いるけれど、お店に入って来てくれる人はそう多くはないらしい。中にも見所があるし、お手ごろ価格でおいしいお好み焼きが食べられるので、ぜひ合わせて訪れてみてほしい。

いのうえお好み焼き店(まことちゃん地蔵)

住所:奈良県五條市須恵1丁目11−2

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昭和ラブホ・平成ラブホ探訪家の「逢根あまみ(あいねあまみ)」が、マジメに、思いのままに、ラブホテルにまつわるあれこれを書き連ねる、“チラ裏的”ニュースレターです。
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この記事を書いた人

昭和の趣の残るラブホテル=昭和遺産ラブホテルの記録・レポートをするユニット「終末トラベラー」主宰。昭和遺産ラブホテル、終末観光地の記録をしています。昭和遺産ラブホテル同人誌「あまみのラブホ探訪」の発行、トークイベントなどもしています。

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