大分県大分市にある「ホテルスカイパラダイスラクエン」の、船で客室へ移動するというアトラクションが楽しめる211号室をラブホ探訪!室内やルームサービスなどをレポートする。
訪問後2年以上経過している記事です。料金・内装・サービスなど、状況が変わっている場合があります。悪しからずご了承ください。
今回のラブホ探訪はHOTEL SKY PARADISE RAKUEN(ホテル スカイ パラダイス ラクエン)
九州は大分県大分市。
大分駅から東へ20分ほど車を走らせると、住宅街と河川、そして大きな工業地帯に囲まれる場所がある。ここには、いくつものラブホテルが点在している。
遠くからでも、そこにラブホテルがあるとわかるような派手の外観のもの、部屋数少なくこぢんまりとした佇まいのもの、大型ではあるもののシンプルな外観のもの……。
メディアにもよく取り上げられているホテルなので、ご存知の方も多いかと思うけれど、今回ラブホ探訪したのは「HOTEL SKY PARADISE RAKUEN(ホテル スカイ パラダイス ラクエン)」だ。このラブホテルは、水上コテージの211号室・212号室は特別な「仕掛け」があることで知られている。
私は普段、昭和の趣が残る(と、最近は平成初期の趣の残るところも)ラブホテルを巡っているのだけど、ここは完全に純粋な好奇心でやってきた。せっかく九州に行くんだし、またとない絶好の機会におもしろそうなラブホテルに行こう、と。
外観
さてさて、どんな外観なのかと思っていたが、前もって見ていた内装からは想像もつかないほどにシンプルだった。
よくよく見れば屋上やエントランスにボートが乗っていて、普段なら派手だなぁと思うかもしれない。
でも今回はあの水上コテージの部屋が目当てなのだ。あれを見ればきっとこんなのは序の口だ。
フロント
フロントに行くと大きな部屋パネルがある。水上コテージの部屋211号室は清掃中になっていた。
電話で問い合わせてみると、40分ほど時間がかかるとのこと。全然大丈夫です、待ちます!とお伝えし、ウェイティングルームで待つ。40分なんぞ、ここまで来るのにかかった時間を思えば大したことはない。
ついに乗船
きっかり40分でコールが鳴る。
「今お部屋のご用意ができました。船乗り場にお越しください」
はい!と答えたものの、え?船乗り場って何?どこ?といい歳の大人二人がフロントでオロオロする。
周囲を見渡してもそれらしきものはなく、恥ずかしながらもう一度電話をし「ふ、船乗り場ってどこですか……」と聞く。
「エレベーターで2階へあがっていただき、案内がありますのでそれに従って……」指示のとおり2階へあがり、案内のとおりに歩いていく。
案内の先にはゴンドラのようなイメージだろうか、船がある。それに乗り込み、スタートボタンを押す。
テーマパークそのもの!
動き出した船は、水上をゆっくりと進む。
すぐに滝や水浴びをするゾウ、イルミネーションで飾り付けされたボートなどがあらわれ、しまいには聞き覚えのある音が聞こえるなぁと思った直後、サメがざばっと出てくる。
これはもう……あれだ……ジョーz(自主規制)本当に、テーマパークそのものである。数分の乗船時間ではあるが、テンションは最高潮だ!
いざ、入室
下船すると、暗い廊下を進んで客室へ。今回は211号室に入室できた。
アジアンリゾートのような室内は天井も高く広々しており、大きなガラス窓から外の滝も見えるようになっている。また、窓の外はバルコニーになっていて、露天風呂が楽しめる。
水まわり
客室入ってすぐ左手のドアの向こうが水まわりになっている。ガラスを主に使用していて、涼やかな印象だ。
トイレ
スペースは一般的な広さくらい。特筆すべきはドアで、すりガラスでできている。
また、生理用品をしっかり備えていて、ふつうサイズのもの(しかもスリム)・おりものシート、さらに290mmの夜用も。急に必要になってしまった場合でも安心して宿泊できる。
洗面
左右に十分なスペースが確保されている洗面台は透明でさわやかな印象。
サラダボウルバスのような洗面台は可愛らしい。透明なので備品やタオルがどこに置かれているかもわかりやすい。
バスルーム
バルコニーの露天風呂のほかに、水まわりにも内風呂が備わっている。
こちらもガラス製のドアで開放感がある。バスルーム奥には窓があり、滝を眺めることも可能。露天風呂とは隣り合う形で配置されている。
アメニティ
男性向けはレンタル制。
女性向け
- 化粧水
- 乳液
- クリーミー泡洗顔
- メイク落とし
これらはボトル設置。ドクターシーラボのパウチも設置されていた。
- 歯ブラシ × 2
- カミソリ
- ヘアバンド
- コットンセット
- ヘアブラシ
- マウスウォッシュ × 2
- フェイスマスク
- マッサージソルト
そのほかドライヤーやミスト美顔器の設置されていて、ヘアアイロンやシャンプーなどのレンタル品も充実している。なお、バスルームで使用するスポンジはフロントへ注文する必要がある。
メインルーム
前述のとおり、客室はリゾート感いっぱいの落ち着く空間。不動の女子人気No.1と言っても過言ではない「天蓋ベッド」も設置。
オーシャンビュー
このホテルは全室オーシャンビュー。もちろんこれは海ではなく幻想海(インフォメーションに記載)なのだけど、夜になるとそれは一層リアルになる。
また、部屋の床の一部はガラス張りになっており、幻想海底を眺めることができるというギミックも。このガラス張りの床の向こうは開閉式になっているので閉じることもできる。
アトラクションを眺める
入室時に乗った船から見て楽しんだアトラクションは、客室では美しい夜景として楽しむことができる。
水上コテージの211号室・212号室ではバルコニーのボタンを押すと、任意のタイミングでアトラクションに光を灯すことができ、二人のムードをより一層高めてくれるに違いない。
ただ、ボタンを押すと30分経過するまで再度動かすことはできない。赤く点灯しているときに再度押してみよう。また、深夜2時でアトラクションは終了するので、それも考慮しよう。
サービス
サービスが非常に充実しており、お茶のパックの他に、UCCドリップポッドとポッド4こが設置されている。
コーヒーのほか、カフェインレスやアールグレイティーなどもあり、追加のポッドは1つ100円で注文することも可能。ミネラルウォーターのペットボトル2本もサービス。
ラブホめし
フードメニューも充実しているので、ラブホめしも注文。
今回は
- 骨つき唐揚げ
- 高菜ピラフ
- 若鶏のとり天和食膳
- のんあるカシスオレンジ
の計4点をオーダー!
ボリューム、味ともに申し分なし!毎度のことながら非常にタイトなスケジュールで動くので、ラブホテルでご当地メニューが食べられるのは、何気に嬉しい。
昭和の残り香
こんな素晴らしいラブホテルに、時代の残り香などあるわけないと思ったが、なんとエアシューターとマッチがあった。しかも精算で絶賛稼働中。嬉しい誤算だ。
まとめ
見た目、コンセプト、アトラクション、サービス、アメニティ、ルームサービスのどれをとっても素晴らしい上に、昭和の残り香まであるという最高なラブホテル。このために大分に行っても損はしまい!
参考価格:休憩 7,300円(税抜)
(連休中、夜間2時間半ほどの利用。フードも合わせて合計支払額10,070円)
利用料金、設備は2019年春ごろ訪問当時のものです。料金は、利用日・時間帯によって変わります。この記事の限りではありませんのでご注意ください。
訪問後2年以上経過している記事です。料金・内装・サービスなど、状況が変わっている場合があります。悪しからずご了承ください。
ホテルスカイパラダイスラクエン
住所:大分市原川2町目3番15号
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