MENU
カテゴリ

【広島県廿日市市・ホテル夢の国 36号室】映画『孤狼の血』ロケ地ラブホテルの激シブ和室

  • URLをコピーしました!

訪問後2年以上経過している記事です。料金・内装・サービスなど、状況が変わっている場合があります。悪しからずご了承ください。

広島県廿日市(はつかいち)市。広島市の西隣に位置し、世界遺産である厳島神社やけん玉が有名な町。

この廿日市には、世界遺産だけでなく、昭和遺産とも言えるラブホテルがあるのをご存知だろうか。

目次

それは「夢の国」

広島岩国道路 大野ICをおり、国道2号に入る。

西に向かって少し車を走らせるとファンシーな文字で書かれた看板が掲げられている。その看板の矢印の通りに坂道を上ると大きなゲートが現れる。

広大な敷地

ゲートをくぐると、左右に家のような建物がずらりと並んでいる。順路に沿って車をゆっくりと進めると、次々に建物が現れる。

この「夢の国」は戸建タイプのラブホテルで、それぞれの部屋が一つの建物として独立している。全33室ということで、敷地はかなり広い。航空写真を見ると、その広さに驚く。

世間では連休の最中。夢の国もそのほとんどが在室中だった。目的の部屋は空いていなかったので、36号室を選択。建物横のガレージに車を停めて、客室へと移動する。客室のドアを開けると、ガレージのシャッターが自動で閉まった。ハイテク!

いざ、入室!

ドアを開けると、薄暗い玄関。老舗ラブホテルの独特の香りがする。これは良い予感がするな…なんて思っていたら内線が鳴った。

慌てて部屋の中に入り、内線を取ると料金システムについて簡単な説明だった。料金は後払い(エアシューターでの支払い)なので、内線を切ったあとは荷物を玄関に置いて、記録作業に入る。

広々とした和室

36号室は和室。大きく分けて4つのスペースがある。リビング、ベッド、水まわり、そしてラブチェアスペース。順に見ていこう。

yumenokuni-36-2

リビング

部屋に入ってすぐ目の前にあるのがリビング。床よりも一段高い場所に作られている。

和傘、石灯篭、縁側を模したものもあり、日本庭園の片隅でくつろいでいる気分になれる。さらにテーブルは掘りごたつになっていて、まったりするには最適な空間だ。

yumenokuni-36-3

ベッド

ヘッドボードには、昭和遺産ラブホテルの和室でよくみかける家紋の銅板があしらわれている。

リビングのまったりとした雰囲気とは正反対、襖の金とあいまってとても豪華な雰囲気に仕上がっている。このベッドはフランスベッド製でリクライニングがついていて、上半身と足元の部分が起き上がるようになっている。

yumenokuni-36-4

また、ベッドサイドにはスロットと大人のおもちゃが入ったコンビニボックス、エロポンが設置されている。エロポンはその名の通り「エロいガチャポン」。1回500円でコンパクト緊縛美女が手に入る。

yumenokuni-36-8

水まわり

水まわりはリビング奥に位置していて、手前から洗面台、トイレ、バスルームの順になっている。

洗面台

洗面台は広めで朱色の台が美しい。鏡も大きく、綺麗に磨かれている。ドライヤーは家庭にあるようなもの(小型)が設置されている。

yumenokuni-36-6

アメニティ

  • コットン
  • ヘアバンド
  • シャワーキャップ
  • ヘアブラシ
  • ハブラシ(×2)
  • 入浴剤(2種)
  • ローション
  • 乳液
  • クレンジング

化粧水の類はパウチでの設置。

トイレ

コンパクトな印象だがウォシュレットはついている。

バスルーム

広めなバスルームで、リビングに面した部分がガラス張りになっている。バスタブは大人二人で入っても問題ない大きさだ。シャンプー、コンディショナー、ボディソープはボトルで設置。すけべ椅子も置かれている。

yumenokuni-36-7

ラブチェアスペース

ラブチェアと、それがよく見える位置に鏡が配置されているアダルティなスペース。

ラブチェアというのは、いわゆる「全自動SEXチェアー」。肘掛けのある椅子に女性が、向かい側の椅子に男性が座りリモコンで操作することで自動ピストン運動ができるというもの。肘掛けのある椅子は高さの調節もできるので、その他の用途もあるだろう。

元々は身体障害者の方のために開発されたものだそうだ。ちなみにこのラブチェア、20分動かすのに300円必要なので興味のある方は小銭の用意を忘れずに。

yumenokuni-36-5

このラブチェアスペースのすぐ横には、他の設備もまとめられている。カラオケ、テレビ、DVDプレーヤー、電子レンジがある。冷蔵庫には販売用の飲み物が入っており、こちらは申告制だ。

その他の部屋

今回は時間の都合で一部屋のみの入室となってしまったが、夢の国には他にも素晴らしい部屋・特殊ベッドがあるようなので、また来たい。

yumenokuni-36-9
貝殻ベッド
yumenokuni-36-10
カプセル型ベッド!?

まとめ

最近では、お目にかかることも少なくなってしまったラブチェアが、現役稼働しているレアなラブホテル。広々としたアダルティな和室で、まったり優雅な時間を過ごしてみては。

休憩・宿泊におすすめ

参考価格

休憩 5,180円(連休中、昼間2時間ほどの利用)
利用料金、設備は2016年夏ごろ訪問当時のものです。料金は、利用日・時間帯によって変わります。この記事の限りではありませんのでご注意ください。

訪問後2年以上経過している記事です。料金・内装・サービスなど、状況が変わっている場合があります。悪しからずご了承ください。

ホテル夢の国

住所:広島県廿日市市沖塩屋2ー2ー1

couples

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

昭和ラブホ・平成ラブホ探訪家の「逢根あまみ(あいねあまみ)」が、マジメに、思いのままに、ラブホテルにまつわるあれこれを書き連ねる、“チラ裏的”ニュースレターです。
ラブホテルにまつわるニュース、ラブホレポート、エッセイ、コラムなどを月1〜3回配信。
昭和レトロ・平成レトロなラブホテルが好きな人、アダルトカルチャーに興味がある人はぜひご登録ください!
購読と登録は無料です。

この記事を書いた人

昭和の趣の残るラブホテル=昭和遺産ラブホテルの記録・レポートをするユニット「終末トラベラー」主宰。昭和遺産ラブホテル、終末観光地の記録をしています。昭和遺産ラブホテル同人誌「あまみのラブホ探訪」の発行、トークイベントなどもしています。

コメント

コメントする

目次