[aside type=”warning”]公開後2年以上経過している記事です。料金・内装・サービスなど、状況が変わっている場合があります。悪しからずご了承ください。[/aside]
三重県桑名(くわな)市。愛知県に隣接しており、名古屋市からもそう遠くはない、三重県北部の観光都市・桑名。その桑名市に、レトロフューチャーを楽しむことができる昭和遺産ラブホテルがある。
名四国道すぐ!
名四国道(国道23号)上り線、サークルK名四小貝須店のある交差点を左折して少し行くと左手に渋い看板が見えてくる。ここが今回のラブホ探訪先、「ホテル湖城」だ。敷地内すぐの場所にある数室は、手頃な利用料の部屋になっていて、奥にあるアルファベットの部屋番は特別室となっている。湖城はワンガレージワンルームなので、ガレージに車を停め、ガレージのドアから入室する。
いざ、入室!
ガレージのドアを開けると右手に階段があり、上ったところには従業員用ドア、出前・精算用の小窓、部屋へのドアがある。入室し、荷物を下ろしたところで内線が鳴った。「前金制、2時間4,500円です」わかりました、と返事をして受話器を置くと程なくして精算口へ集金に来られた。4,500円を小窓から支払ったら「ごゆっくりどうぞ」という声とともに、小さめの缶ジュース2本とお湯の入ったポットを小窓から受け取る。そして、すぐに小窓はカチャリと閉められた。
水まわり
部屋に入って右手側から水まわりへ。向かって左手に洗面台、右手にトイレ、正面にバスルームという配置になっている。洗面台、便器、バスタブは水色で統一されていて、可愛らしい雰囲気だ。
洗面台
コンパクトな印象ではあるが、使用に問題はなさそう。金の縁取りの鏡がレトロで可愛い。
アメニティ
- リンスインシャンプー
- ボディソープ
パウチのもので各2つずつ。
- ハブラシ(×2)
- スポンジ(×2)
- 石鹸(×2)
- ブラシ(×2)
- カミソリ
ドライヤーがなかったので、泊まりの際は注意したい。
トイレ
非常にコンパクトなので大柄な男性だと身動きがとりにくいかもしれない。温便座あり。
バスルーム
広々としている。懐かしいタイルのバスルームなので冬は少し寒いかもしれない。奥にはサウナもある。バスタブは大きいというわけではないが、大人二人が入る余裕はありそうだ。
メインルーム
部屋にはベッド、ソファ、テーブル、小型テレビ、お茶セット…と必要最低限のものだけの、シンプルな設備だ。お茶セットの中には、急須と湯飲みとお茶請けが入っている。こういうものも最近では見かけなくなったので、若い世代の方には新鮮に映るかもしれない。
また、持ち込み用冷蔵庫がないので、飲食物を持ち込む場合は注意。部屋自体、少々狭いかな…という感じではあるが、特殊ベッド目当てならそんなことは気にならない。
見所はUFOベッド
湖城A号室の一番の見所はなんと言ってもUFOベッド。このUFOベッドはみんな大好きビケン製なのだ!白っぽいグレーのベルベットが張られたUFOベッドは、操作盤も健在。残念ながら回転はしないため、ボタンの一部はなくなっているが、ヘッドボードやベッド側面の照明のON/OFFスイッチは残っていて、照明も点灯する。
そして特筆すべきは布団だろう。円形ベッドでありながら、普通の長方形の布団が敷かれており、そのため、布団の端がベッド側面にベロリと垂れ下がってしまっている。滑稽なのだけれど、こういうマヌケさを愛おしく感じるのは、きっと私だけではないはずだ。
室内のディティールにも注目
コンパクトな室内でありながら、至る所にレトロで可愛いデザインが散りばめられている。例えばクローゼット。丸い鏡かと思いきや、クローゼットのドアなのだ。深い青にくすんだゴールドの取っ手がおしゃれ。
また、ベッドサイドの鏡はナミナミにカットされたものが貼られている。宇宙のうねりを表現しているのだろうか、鏡に映るものも少しうねって見える。
まとめ
主流のラブホテルのような、豪華な設備はないけれど、たまらない要素が其処此処にある宇宙ルーム。ひとときのタイムスリップを楽しんで。
[aside type=”normal”]休憩におすすめ[/aside]
[aside type=”warning”]参考価格:休憩 4,500円
(特別期間中、昼間2時間ほどの利用)
利用料金、設備は2016年訪問当時のものです。料金は、利用日・時間によって変わります。この記事の限りではありませんのでご注意ください。[/aside]
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ホテル湖城
住所:三重県桑名市大字小貝須714
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