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【伍萬石】スペーシーな22号室【愛知・岡崎の昭和遺産ラブホテル】

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東名高速の岡崎ICに、蛍光グリーンに光り怪しく鎮座する「城」を知っているだろうか。その正体は言わずもがな、ラブホテルだ。

目次

その名も「伍萬石(ごまんごく)」

昭和のラブホテルの代名詞とも言える、城を模した外観。そしてそれを照らす蛍光グリーンの照明は、いかにも、といった雰囲気がある。

伍萬石という屋号は、愛知県岡崎市の民謡『五万石』に由来するのだろうか。これは、徳川家康生誕の地である岡崎藩の繁栄をうたったもの。
同じく岡崎市には「竹千代」というラブホテルもあって(現在は廃業)、こちらは徳川家康の幼名が由来ではないかと私は思っている。確かめる術はなく、想像でしかないが、土地柄が屋号にあらわれたと考えるのは自然だと思う。もし想像どおりだとすれば両ホテルとも、岡崎とそこにゆかりのある歴史上の人物に関連した、ご当地感のあふれる屋号だ。

そんな「伍萬石」、愛知や静岡に行くタイミングで何度か訪れていたのだけど、気になっている部屋にはいつも先客がいた。
このラブホテルの客室には、それぞれ名前がついていて、気になっている部屋には超有名な映画タイトルと同じ名前がついていた。そりゃあ、みんな気になって入るだろう。閉ざされたガレージシャッターを背に、帰路につくことが数回あった。

夏まっさかりのある日、「今日みたいに暑い日に空いてたら、嬉しいような、辛いような」なんて言いながら、ダメ元で訪れた。昭和遺産ラブホテルでは、空調が効きづらい部屋がままある。私のように短時間の休憩利用だと、空調が効く頃には退室することになるので、夏の暑い日や、逆に冷え込んで寒い日なんかは、結構辛いものがある。ましてやこの日は朝から数軒ハシゴしたところで、少しばかり疲れもあった。
こういう、コンディションが微妙な時ほど“当たる”もので、目当ての部屋のガレージは「待ってました」と言わんばかりにあいていた。
つらいなぁ、と思う反面、胸は高鳴るし荷造りする手のスピードはどんどん早まる。

ガレージ奥のドアを開けると、階段がある。幅は少し狭めで、ムーディーな明るさなので、大荷物で上がるには少しばかり注意が必要だ。

階段を上がったところに玄関がある。さっき通ってきた階段とは違って、ゆったりとした玄関だ。玄関から見えるのは、水回りと、またもや階段だった。

水まわり

まずは水まわり。コンパクトなバスルームには、ボディーソープとリンスインシャンプーが置かれている。必要最低限のものだけで、実にシンプル。トイレは温便座付きで、こちらも可もなく不可もなくといった広さだった。洗面台は一般家庭と変わらないような広さだろう。蛇口は2ハンドル混合水栓。ドライヤーもある。アメニティは男性向けのみとなっているので、女性は何かしら持ち込んだ方が良さそうだ。

アメニティ

  • ヘアトニック
  • ヘアリキッド
  • スキンローション

その他

  • ヘアブラシ
  • シャワーキャップ
  • ヘアゴム
  • カミソリ
  • ボディースポンジ(2こ)
  • ハブラシ(2こ)

メインルーム

さて、メインルームはというと、玄関から見えている階段を上がった先にあるようだ。
階段は限られたスペースを有効に使い、階上へのびている。螺旋の中心では、電球がゆるやかな曲線を描くように並んで、ふんわりと光を放っている。

階段を上がりきると、目の前にはソファとテーブルが置いてある。左には備品がいくつか置いてあって、右を見てみると、そこにベッドがあった。色とりどりに煌めくステージで、堂々と鎮座するスペースシャトルベッドが。

ベッドのある場所は、一段高くなっていて色がついている。天井にはミラーボールもつられていて、スペースシャトルベッドに宇宙のきらめきをプラスしているように思える。

一見、派手なデザインに見えるが、ベッドのボディ自体は落ち着いた色の布が使われている。スペースシャトルベッドは、エナメル地のようなツヤのあるものが使われているイメージが強い。この部屋自体のデザインが結構シックなので、布張りスペースシャトルだとバランス良く見える。こんな突飛なベッドを置いていても、いびつな感じはせず、すごくしっくりくる。

スペースシャトルのヘッドライトは、よく見ると点いているように見える程度の明るさしかない。また、ヘッドボードには何かを取りはずした形跡が見える。ボディーソニック(体感音響)か何かがあったんだろうか。

ソファ上にはステンドグラス風アート。これはアイネ香芝店にあるものと酷似している。よく見ると星の位置が微妙に異なっているが、ほとんど同じだ。そういえば、パチンコライターの栄華さんが、パチンコ屋にあるステンドグラス風アートをTwitterにアップされていたけど、それも同じものだった。ある時期に多く流通したのなら、これからもどこかで見かけるかもしれない。

伍萬石には、ロゴ入りのライターがある。黒字に金で「伍萬石」と入っていて、実にシブい。
お茶受けは、おしるこサンド。県外から来た者には、屋号に続いて“愛知らしさ”を感じる部分だった。

VR

今回はVRラブホあり!スマホをVRモードにして伍萬石22号室を楽しんでほしい。

階段

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メインルーム

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まとめ

わかりやすい派手さと、部屋のあちこちに散りばめられた小粋なデザインたちを楽しめる昭和遺産ラブホテル。屋号やお茶受けから見える地元愛も注目したい。

[aside type=”normal”]休憩におすすめ[/aside]
[aside type=”warning”]参考価格:休憩 4,000円 (夕方3時間ほどの利用、メンバーズカード発行) 利用料金、設備は2017年訪問当時のものです。料金は、利用日・時間帯によって変わります。この記事の限りではありませんのでご注意ください。[/aside]

ホテル伍萬石

住所:愛知県岡崎市大平町天神前8−1

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昭和ラブホ・平成ラブホ探訪家の「逢根あまみ(あいねあまみ)」が、マジメに、思いのままに、ラブホテルにまつわるあれこれを書き連ねる、“チラ裏的”ニュースレターです。
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この記事を書いた人

昭和の趣の残るラブホテル=昭和遺産ラブホテルの記録・レポートをするユニット「終末トラベラー」主宰。昭和遺産ラブホテル、終末観光地の記録をしています。昭和遺産ラブホテル同人誌「あまみのラブホ探訪」の発行、トークイベントなどもしています。

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