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徳島・ホテルウェーブ ピンクの円形ベッドは昭和の遺物【徳島市】

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訪問後2年以上経過している記事です。料金・内装・サービスなど、状況が変わっている場合があります。悪しからずご了承ください。

徳島県徳島市。徳島駅から1.5kmほど南、駅前の喧騒から離れマンションやビルが多く立ち並ぶ街に、ビジネスホテルのような佇まいの昭和遺産ラブホテルがある。

目次

シンプルな外観

今回ご紹介するホテルウェーブは、まるでビジネスホテルのようなシンプルな外観だ。建物の前部分は駐車スペースになっているが、通りに面しているのでシャイな方は少し抵抗があるかもしれない。満車の場合やハイルーフ車の場合は、ホテル前駐車場とは別の場所を案内されるようなのでフロントへ申し出る必要がある。

部屋はパネルで選択

ホテルウェーブはビルタイプなので、建物の中に入り、フロント前に設置されているパネルで部屋を選択する。入室したかった503号室は運良く空室だった。部屋を選択したら、すぐ横のフロントで料金を前払い。小窓からお金を支払うと鍵を渡されるので受け取ったらエレベーターで5階へ移動する。

共用部分は謎がいっぱい

ホテルに入ってすぐの廊下や待合周辺、客室の並ぶ廊下などの共用部分には、普段ラブホテルであまり見かけないような不思議なオブジェが設置されている。ラブホテルという場所柄、そこに留まってまじまじと見ることができないのがなんとも歯がゆい…。

いざ、入室!

さて、5階に到着し、目的の503号室はエレベーターを降りて左手だ。謎のオブジェを横目に、ドアを開けるとコンパクトな玄関があらわれる。入ってすぐ右手は水まわり、左手はメインルームになっているようだ。ドア真正面はなんとテラスになっているが、玄関からはテラスに出るドアが見当たらない。とりあえず荷物を置いて、水まわりから見ていくことにする。

水まわり

洗面台

玄関のすぐ横にある洗面台は、広くもなく狭くもなく、といった印象だ。ワインレッドで統一されていて、ムーディーな雰囲気。

アメニティ

  • ボディスポンジ
  • シャワーキャップ
  • カミソリ
  • ハブラシ(×2)
  • 石けん
  • ヘアゴム
  • コットンセット
  • ヘアブラシ

以下はボトルで設置されているもの。

  • 男性用ヘアリキッド
  • スキンウォーター
  • 女性用化粧水
  • 乳液
  • 洗顔料

ドライヤーは家庭用のような、風量の多いタイプが設置されている。

バスルーム

バスルームもラブホテルの中では一般的なサイズ。バスタブは円形になっていて、段差が設けられているので半身浴に良さそう。広くはないが、大人二人でも入れるサイズではある。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープはウテナのものでボトルで設置されている。

トイレ

ウォシュレット付き。ドアが鉄製なので、閉める時に大きな音がするので注意しておきたい。

テラス

テラスへは、バスルームの奥にあるドアから出入りできるようになっていた。テーブルと椅子が置かれていて、こじんまりとはしているが、ラブホテルではなかなか味わえない解放感がある。ただ、向かいのマンションから見える位置なので注意したいところ。

メインルーム

玄関からみて左手の、メインルームを見ていく。手前に一人用サウナ、ベッド、奥にソファが設置されている。ソファの周辺には、マッサージチェアやジョーバ(エクササイズマシン)もある。

ベッド

深いピンク色の円形ベッド。高い位置に設置されており、ベッドには階段を上る必要がある。ベッドの足元の形状や、天井を見たところ、昔は「せり上がり」タイプの回転ベッドだったのではないかと考えられる。残念ながら、スイッチパネルなどにはその形跡は見られず、憶測の域を出ないけれど…。

カムフラージュテープ

スイッチパネルの横に、「カムフラージュテープ」の説明書きが貼られていた。居酒屋や雀荘など5種類の音が流れるテープだそうだ。これまた残念なことに再生することができなかったけど、時代を感じる逸品だ。

まとめ

ビジネス利用(一人)利用可能なうえに、休憩が非常に手頃な価格なので、入りやすいホテルとなっている。他にも円形ベッド設置の部屋があり、80年代90年代のデザインが好きな方は必見のホテルだ。

休憩におすすめ
休憩 2,500円(昼間2時間の利用)
利用料金、設備は2016年訪問当時のものです。料金は、利用日・時間帯によって変わります。この記事の限りではありませんのでご注意ください。

ホテルウェーブ

住所:徳島県徳島市中央通2丁目41

http://www.hotel-wave.com/

訪問後2年以上経過している記事です。料金・内装・サービスなど、状況が変わっている場合があります。悪しからずご了承ください。
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昭和ラブホ・平成ラブホ探訪家の「逢根あまみ(あいねあまみ)」が、マジメに、思いのままに、ラブホテルにまつわるあれこれを書き連ねる、“チラ裏的”ニュースレターです。
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この記事を書いた人

昭和の趣の残るラブホテル=昭和遺産ラブホテルの記録・レポートをするユニット「終末トラベラー」主宰。昭和遺産ラブホテル、終末観光地の記録をしています。昭和遺産ラブホテル同人誌「あまみのラブホ探訪」の発行、トークイベントなどもしています。

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