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【大阪市淀川区・十三 ホテルQ&P 505号室】メルヘンな客室をレポート

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訪問後2年以上経過している記事です。料金・内装・サービスなど、状況が変わっている場合があります。悪しからずご了承ください。

ニューライン解体をこの目で確認しに行った日のこと。変わりゆく十三のラブホテル街をフラフラと歩いている時のことだった。

外壁にデカデカと、内装写真を掲げているラブホテルに気付き、入店してみた。

目次

数々の素晴らしい部屋が…!

そのラブホテルの名は「Q&P(キューアンドピー)」だ。入店時、8〜9割は在室中という盛況ぶり。

すでにお客が入っている部屋の、消灯したパネルをまじまじと見てみると「遊具」のある部屋が非常に多い。

あれもいい、これも入りたい……とは思ってみても、在室中でいつ空くかもわからない。まずは、空いている部屋の中からコーヒーカップの遊具がある部屋を選択する。

これはスゴいぞ、とドキドキしながらエレベーターに乗り込んだ。

コーヒーカップとドキドキの対面

ホテル内はかなり広く、中央には吹き抜けまであり、さながら観光ホテルのようだ。

505号室のドアを開けると、おなじみの自動精算機の声に出迎えられる。真正面にはメインの部屋へのドアが。

ゴールドのドアハンドルをゆっくり押して、隙間から部屋の中をそろりと覗くと、がらんとしたスペースの奥にベッドがあるだけだった。

コーヒーカップはどこにもない。

ホテルQ&P 505号室の見どころ

「あらら……」という気持ちは、正直なところ、ある。できることなら、コーヒーカップを見たかったし乗りたかった。

しかし、これもまたひとつのラブホテルの生き様である。

それに、コーヒーカップがなくなったとて、昭和遺産ラブホテルとしての見どころはきちんとある。

ベッドまわりのキャラクターイラスト

ヘッドボード側の壁にはあのキャラクターのイラスト(=絶対あかんやつ)が描かれている。

コーヒーカップがあったころには、きっと遊園地のような雰囲気だったのだろう。目線を上に移すと、天井にもイラストが。

また、ベッド周辺の柱やクローゼットは、ホワイトとゴールドを基調としたメルヘンなデザイン。

クロス(壁紙)は、ゴールドのベルベットで高級感を演出している。いずれも、平成アーバンラブホを思わせるようなものだ。

ガラス張り&ファンシーなバスルーム

経年劣化は否めないものの、綺麗に清掃されているバスルーム。

タイルの壁にはファンシーなイラストが一面に描かれている。バスルームはガラス張りになっているため、ベッド周辺が見え、メルヘンな部屋との統一感もある。

メルヘンとは正反対の貼り紙

部屋もバスルームも、メルヘンな雰囲気が残っているな〜とメモを取りながらトイレに入ったところ、壁に貼られた紙が目に入った。

詳しい内容は……現地で見ていただくとして、今までのメルヘン感がすべてふっ飛ぶような内容だ。

(写真は削除しました、ぜひ現地で!)

サービスや設備

改めて室内の設備を確認していく。

持ち込み用冷蔵庫と、自販機冷蔵庫の両方が設置されている。ミネラルウォーター(500ml)と、コーヒー・緑茶・紅茶(各2個ずつ)はサービス。

駄菓子もサービスで置かれている。Blu-rayのプレイヤーもある。

Q&P 505号室の水まわり

洗面台

比較的広めな印象の洗面台。水道はお湯と水がそれぞれ出るので調節が必要なタイプ。

アメニティ

  • フェイスマスク
  • 入浴剤
  • スポンジ
  • ヘアゴム
  • ヘアブラシ
  • ハブラシ(×2)
  • カミソリ
  • コットンセット
  • シャワーキャップ

以下6点は、ボトルで設置されているもの。

  • トリートメントウォーター
  • ローション
  • 乳液
  • クレンジングオイル
  • ミルキーワックス
  • フェイスソープ

ドライヤーはホテル専用(壁掛け型)タイプ。

バスルーム

比較的広めのバスルーム。バスタブは、大人二人でも入ることができるくらいのサイズ。

  • ボディソープ
  • シャンプー
  • コンディショナー

これらはボトルで設置されていて、資生堂のもの。

トイレ

トイレはシンプルなもので、ウォシュレット等はない。また、個室にはなっておらず、水まわりの一部として配されている。

充実のサービス

Q&Pでは、メンバーサービスも充実している。メンバーズカードは有料ではあるが即日利用可能。

2時間以上の利用で、ウェルカムドリンク・スイーツをいただくこともできるので、作っておいて損はない。

まとめ

交通の便が良く手頃な価格で利用でき、メンバーサービスも充実している。

内線の対応も丁寧にしてくださるので、好感が持てる昭和遺産ラブホテルだった。

屋上の看板は以前のホテルのものが残っている。こちらも是非チェックしてほしい。

パネルの写真と異なっていたのは残念だけど、遊具が残っている部屋もあるそうなので、ぜひ再訪したい。

休憩におすすめ
休憩 3,750円
(昼間3時間ほどの利用)
利用料金、設備は2016年訪問当時のものです。料金は、利用日・時間帯によって変わります。この記事の限りではありませんのでご注意ください。

訪問後2年以上経過している記事です。料金・内装・サービスなど、状況が変わっている場合があります。悪しからずご了承ください。

ホテルQ&P(キュー&ピー)

住所:大阪府大阪市淀川区新北野1丁目8−7

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昭和ラブホ・平成ラブホ探訪家の「逢根あまみ(あいねあまみ)」が、マジメに、思いのままに、ラブホテルにまつわるあれこれを書き連ねる、“チラ裏的”ニュースレターです。
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この記事を書いた人

昭和の趣の残るラブホテル=昭和遺産ラブホテルの記録・レポートをするユニット「終末トラベラー」主宰。昭和遺産ラブホテル、終末観光地の記録をしています。昭和遺産ラブホテル同人誌「あまみのラブホ探訪」の発行、トークイベントなどもしています。

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