今回は高知県高知市にある「ホテルアクアメイク」の55号室をレポート。
旅にも活用できそうな、昭和レトロなラブホテルです。
通常、55号室は宿泊利用のみとなっています。ただし、TwitterDMでの問い合わせで、2時間以上の休憩であれば撮影等の休憩利用も可能になるそうです
高知市介良のホテルアクアメイク
ホテルアクアメイクは、高知県高知市介良という場所にあります。
介良は「けら」と読みます。ちょっと珍しい感じがしますよね。
高知市でも少し東側に位置する介良は、桂浜水族館や牧野植物園といった、高知市を代表するスポットから車で30分圏内。
高知駅からも15〜20分ほど、南国ICからは5分ほどの好立地です。
高知市中心部から、国道55号を東へ進むと現れる「パワーセンター高知」というショッピングセンターのすぐ近くに、ホテルアクアメイクはあります。
周辺は、団地やアパートが並ぶ住宅街。そんな場所に溶け込むように佇んでいます。
ホテルアクアメイクは珍しい「ドライブスルー方式」
ホテルアクアメイクのチェックイン方式は、ラブホテルの中でも珍しい「ドライブスルー」方式です。
通常、地方のラブホテルは「ワンガレージワンルーム」「モーテル型」と言われるタイプが主流。
これは、客室とガレージがリンクしており、入室したい部屋の専用ガレージに車を停めて、そのまま入室する……という方式です。
ホテルアクアメイクは、
- 敷地内に設置されている、客室の写真が並ぶキーボックスの前へ車をつける
- 入室したい部屋の鍵を抜き取る
- 鍵を持って指定のガレージに駐車する
- 鍵を開けて入室
という手順になっています。
一見、普通のモーテル型ラブホテルに見えるのですが、少し珍しい方法なのでワクワクします。
ガレージの幅は少しコンパクトですが、乗り降りや荷物の出し入れは問題なくできます。
キーボックスから抜き取った鍵でドアを開錠し、いざ入室!
玄関を上がるとすぐにリビングエリア、右手斜め後ろにベットエリア、右手奥に水回りといった具合に配置されています。
リビングエリア
リビングエリアは、広めのソファとテーブル、テレビやレンジなどが置かれています。
ソファやテーブルが置かれている場所は、2段下がっていて、掘りごたつに入ったときのような安心感があります。お部屋も少し広く感じるような……?
ソファに座って正面壁の両隅は、三角形に切り出された鏡が貼られてます。ほんの少しのことですが、デザイン性があって素敵です。
また、水まわりへのドアや、玄関と部屋の間のドアには、スタイリッシュなラインに切り出された鏡が貼っています。
壁の三角形の鏡にしても、ドアの鏡にしても、なんとなく平成アーバンラブホで見るような、直線や三角を用いたデザインに感じます。
水まわり
次は水まわりです。
トイレはコンパクトな印象ですが、家庭のものと大差はありません。むしろ、マットやペーパーカバーなどは「実家っぽさ」もあって、懐かしさを覚えるほど。
洗面台は鏡が大きく、明るいのが嬉しいですね。アメニティも必要なものは揃っている印象です。台も、お手入れがされていて綺麗。
照明も、じっくり見ると波波にカットしたカバーが可愛いんです。
お風呂はすべり台とサウナ付き!
さて、お楽しみのお風呂です!
アクアメイク55号室のバスルームには、なんとすべり台とサウナがあります。
このとおり、バスルームはかなり広くなっています。
ワインレッドのタイル張りの上に、鉄のすべり台がちょこんと乗っています。大きくはないので、いわゆるウォータースライダーのようなものとは違いますが、この遊び心が嬉しいですよね。
そしてラブホテルのすべり台付きバスルームではあるあるだと思いますが、あくまでも自己責任で遊びましょう!
すべりやすく、また浴槽が浅いので勢いをつけてすべると危険です。楽しい場所なので、悲しい気持ちにならないように気をつけましょう。
そして、もうひとつ嬉しいのがこのサウナ。
最近流行しているサウナですが、ラブホテルだとプライベートサウナとして楽しめるのが嬉しいところ。
ベッドルーム
いよいよベッドルームにやってきました。
間接照明があり、周囲よりも少し暗めのベッドルーム。ベージュのベッドスロー(帯みたいに置いている布です)も、シックな雰囲気を構成する重要なアイテムになっています。
なんといってもここで見て欲しいのが、この孔雀のファイバーライト。孔雀の羽の部分が、七色に変化します。じわじわとゆっくり色を変えたり、賑やかに瞬いてみたり、風がそよぐようにさーっと変化してみたりと見ていて飽きません。
ベッドに寝転んで天井の孔雀を眺めていると、あっという間に時間が過ぎていきました。
VR
ホテルアクアメイク 55号室のVR写真も掲載します。
ぜひぐるぐると回してみてください。
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
まとめ
高知の静かな住宅街にあるホテルアクアメイク。一見シンプルなラブホテルのようにも見えますが、随所に凝ったデザインと遊び心が見られました。
週末もお手頃な価格で、観光地へのアクセスも良いため、高知旅に活用できるおすすめのラブホテルです。
通常、55号室は宿泊利用のみとなっています。ただし、TwitterDMでの問い合わせで、2時間以上の休憩であれば撮影等の休憩利用も可能になるそうです
ホテルアクアメイク 詳細
高知県高知市介良甲1074−2
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