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【大阪府堺市西区・ホテルサーフ 310号室】紫のチンチラがバブリー!

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この記事は、ニュースレター「あまみの古今東西ラブホテル紀行」にて配信した記事を再編したものです

ホテルサーフは2022年12月31日をもって閉館、解体されました(2023年4月解体中確認)

ホテルサーフは、大阪府堺市・石津のラブホテル街にあるラブホテル。

その外観から老舗であることはすぐに感じ取れます。

以前、ブログでレポートを書いたところ、運営会社の方からご連絡を頂戴し、サーフ公式のSNSアカウントでもご紹介をいただきました。

その後、公式サイトのURLがアクセスできなくなるアクシデントもありました。

その時は焦ったものの、変わらず営業していたので安心していたのですが、残念ながら閉業となりました。

閉館直前の夜、なんとか滑り込みでラブホ探訪が叶いました。

外観には閉館のお知らせなどはなく、看板なども特に変わりはありません。ガレージには車が数台停まっていました。

ガレージからエレベーターへ向かうと、手前のドアの横に閉店のお知らせが掲示されています。

中に入ると、エレベーター横(向かって右手)、エレベーター内にもお知らせが貼られていました。また、近隣系列店として「ホテルサン」が案内されています。

入室するとテーブルの上にまた別の案内が置かれており、そこには、特別期間の料金である旨と12/30の宿泊をもって閉店する旨が記載されていました。

今回入室したのは310号室。

床はラブホテルやスナックでよくみる花柄のカーペット(のブルーver)。

天井はシルバーをベースに、ベージュやブラウンをモザイクのように配置したクロスが貼られています。

ソファエリアは床・天井が鏡になっており、色とりどりの豆電球が何重にも映し出されています。

ベッド、ソファは紫のチンチラが使用されています。独特のシワ模様もしっかり残っていました。

ベッドのヘッドボード側の壁には都会の夜景が一面にドーンと配置されています。

さらに天井はミラーボールもあり、ゆっくりゆっくりまわります。きらびやかなソファエリアと、アーバンなベッドエリアとの相性も抜群です!

昭和を感じさせるきらびやかな客室と、平成のアーバンなデザインを楽しめる客室の両方が存在する貴重なホテルでした。

寂しくなりますが、長らく往年の姿のまま令和まで残ってくれたことをとてもありがたく思います。

情報提供をいただきました匿名さん、ありがとうございました!

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昭和ラブホ・平成ラブホ探訪家の「逢根あまみ(あいねあまみ)」が、マジメに、思いのままに、ラブホテルにまつわるあれこれを書き連ねる、“チラ裏的”ニュースレターです。
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この記事を書いた人

昭和の趣の残るラブホテル=昭和遺産ラブホテルの記録・レポートをするユニット「終末トラベラー」主宰。昭和遺産ラブホテル、終末観光地の記録をしています。昭和遺産ラブホテル同人誌「あまみのラブホ探訪」の発行、トークイベントなどもしています。

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