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【京都市伏見区・ホテルシャルマン 345号室】星空に駆けるメリーゴーランドで夢のひととき

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「京都」「ラブホテル」と聞くと、名神高速道路の京都南インターのラブホテル街を思い浮かべる人は少なくないだろう。関西有数のラブホテル街の京都南インターエリアには、今でも多くのラブホテル・レジャーホテルが軒を連ねる。

……が、今回ご紹介するのはそこから、まだ少し南に下がった場所にある、知る人ぞ知るあのラブホテルだ。

目次

南インター、より少し南

名神高速道路の京都南インターよりも、まだ南へ2キロほど行ったところ。

下鳥羽と呼ばれるあたりに、ホテルシャルマンはある。数年前までは大きなネオンサインが国道1号から見えていたが、今は景観条例の影響か、少し落ち着いたみためになっている。

非常に大型のラブホテルで、客室は実に69室。バラエティ豊かすぎる客室が揃っているシャルマンだが、今回は345号室を探訪してみる。

いざ、入室

ここはワンガレージワンルームのモーテルタイプ。ガレージからすぐに客室へアクセスできる。

客室は白(アイボリー?)を基調にしていて、メルヘンチックだ。

水まわり

客室とは対照的に、夜を思わせるような紺色を基調にしているように感じる。洗面台や、トイレのタイル、浴槽などが紺色で統一されている。

バスルーム
バスマットはロゴ入り

そして、トイレのドアはまさかのスケルトン。中で用を足している姿が丸見えだ。これはちょっと戸惑う……。

もちろん、客室と水まわりの間にはドアがあるので、一応、なんとかなるにはなるけれど……。

メインルーム

メインルームのベッド周りは、いわゆる一般的なベッドルームといった感じだ。この部屋のすごいところは、ベッドではない。

星空の下でメリーゴーランドを楽しむ

この部屋のみどころは、何と言ってもメリーゴーランドだろう。首元のボタンを押すと、2頭の馬が追いかけ合うように駆ける。

この操作盤、よく見ると「左回り」「停止」「右回り」と3つのボタンがある。メリーゴーランドなのだから右回り(=前進)だけで良いのに、なぜ左回り(=後進)もあるのかというと、回転ベッドと同じ動力を使用しているため。

なお、このメリーゴーランドは回転ベッドなどを製造していた「日産ベッド」のもの。

そして、もうひとつの特徴が、満天の星空……を模した天井だ。

この星空天井(正式名称はわからないのだけど、便宜上わたしはそう呼んでいる)は、天井にたくさんの電球が埋まっていて、それが星のように瞬く。

部屋の照明を消すと、天井の星空が床の鏡に反射し、空に投げ出されたかのような感覚になる。

その中で、馬にまたがり、ゆっくりと空を駆ける……おとぎ話の中でしか味わえないような、ロマンチックなひとときをこの部屋では楽しめる。きっと、どんな逢瀬よりもロマンチックなひとときだ。

他の客室は?

シャルマンには、他にもたくさんのおもしろい客室がある。

ウォータースライダー、ゴルフの打ちっ放し、スポーツジム、テニスコート、ビリヤード、人間洗濯機……文字におこすだけでワクワクしてしまうような客室ばかりだ。

まとめ

バラエティー豊かな部屋が揃うのに、料金はお手頃価格で楽しみやすいラブホテル。公共交通機関を利用すると、少しアクセスがしにくいのが難点ではあるが、タクシーを併用すればマイカーがなくても利用可能だ。

休憩・宿泊におすすめ

参考価格

4,280円 (夜間2時間ほどの休憩利用)
利用料金、設備は2014年訪問当時のものです。料金は、利用日・時間帯によって変わります。この記事の限りではありませんのでご注意ください。

訪問後2年以上経過している記事です。料金・内装・サービスなど、状況が変わっている場合があります。悪しからずご了承ください。

ホテルシャルマン 詳細

住所:京都府京都市伏見区下鳥羽広長町127

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昭和ラブホ・平成ラブホ探訪家の「逢根あまみ(あいねあまみ)」が、マジメに、思いのままに、ラブホテルにまつわるあれこれを書き連ねる、“チラ裏的”ニュースレターです。
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この記事を書いた人

昭和の趣の残るラブホテル=昭和遺産ラブホテルの記録・レポートをするユニット「終末トラベラー」主宰。昭和遺産ラブホテル、終末観光地の記録をしています。昭和遺産ラブホテル同人誌「あまみのラブホ探訪」の発行、トークイベントなどもしています。

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