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【ホテルR】ふたりのための夜行列車!?オリエント急行ルーム 502号室【福岡・久留米】

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すっかり寒くなってきた11月。私は九州にいた。昨年夏に来て以来の九州で、今回は「昭和エロス本ナイト」というイベントのために長崎に来ていた。結構な強行スケジュールで時間的になかなか厳しいが、せっかくはるばる九州まで来たのに、昭和遺産ラブホテルへ一軒も行かないのももったいない。

通り道になにかないか……と探していたら、そうだ、ここがあったじゃないか。あの”ホテルR”だ。昨年、ビケンズベッドの資料を片手に訪れたラブホテル。ここならば、どこに入っても素晴らしいはずだし、再訪することに決めた。

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日も暮れて、あたりは街あかりがきらめく時間。ホテルRに到着すると、相変わらずの人気ぶりで2〜3部屋しか空いていなかった。今回は、502号室にしよう。写真パネルのボタンを教えてすぐ横のフロントで料金を前払いする。

目次

いざ、502号室へ

エレベーターで5階へ移動する。昨年と変わらず、重厚な廊下やドアに気持ちがキュッと引き締まる。ドアを開けると、まずは玄関だ。広めで、たくさんの荷物があっても入室しやすい。壁紙は汽車の柄だ。

水まわり

トイレ

トイレも汽車柄の壁紙が使用されている。ウォシュレットがあり、広さも十分で使い勝手も悪くない。

洗面台

左右にスペースがあって、非常にゆったりとした洗面台。パステルイエローが印象的で、水温は自分で調節する必要がある2ハンドル水栓だ。
ドライヤー・ストレートアイロン・くるくるドライヤーが設置されている。

アメニティ

女性用(ボトル設置)

  • 化粧水
  • 乳液
  • 洗顔
  • メイク落とし

男性用(ボトル設置)

  • ヘアワックス
  • シェービングフォーム

その他

  • ヘアブラシ
  • コットンセット
  • ヘアバンド
  • カミソリ
  • ハブラシ(×2)

ハンドソープヘアウォーターはボトルで設置。

バスルーム

シャンプー類はマシェリのもの。スポンジや入浴剤も完備。バスタブは普通サイズで大きくはないものの、大人二人で同時に入ることもできそうなくらいのサイズ感だ。シャワー・バスタブの水栓はともにサーモスタット式なので、温度調節も快適だ。プレイマットもある。

メインルーム

玄関からメインルームに入ってすぐのところには、汽車の動輪とプレートが設置されている。

「この動輪とプレートは通称D51として、愛し親しまれて 昭和4年より昭和38年まで実際東海道本線で活躍した本ものです。(動輪の重さ約1屯・直径150cm)」(原文ママ)と書かれていた。そしてその横には、汽車の形をしたベッドが設置されているのだ。

ふたりだけの寝台特急は、ワインレッドのベルベットがなんとも麗しい。グリーンのサテン地は、少しの傷みこそ見受けられるものの、当時の趣を残していて美しい。また、ヘッドボードと足元には鏡が貼られていて、この”寝台特急”が、ふつうのベッドではないことを窺い知ることができる。

ソファやカーペット、壁紙は茶色を基調にしていて、ベッドを見なければそこは純喫茶のように見える空間に仕上がっている。

スキンはコンビニBOXに設置されており、サービスの飲み物は、コーヒー・紅茶・緑茶が各2こずつある。レンジや携帯・スマホ充電機、プレステの設置もされている。ルームサービスのメニューも豊富だ。

VR

全天球カメラで室内を撮影した写真も。ぜひ全画面モードにしてVRラブホを楽しんでほしい。

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まとめ

昭和の趣を残しながらも定期的に手入れがされていて、快適に過ごすことができる。繁華街も近く、休憩や宿泊など幅広く活用できそうだ。ビケンズベッド制作のベッドがたくさんみられる貴重な昭和遺産ラブホテルは一見の価値あり!

[aside type=”normal”]休憩・宿泊におすすめ[/aside]

[aside type=”warning”]参考価格:休憩 4,990円(週末、夜間2時間ほどの利用)
利用料金、設備は2017年訪問当時のものです。料金は、利用日・時間帯によって変わります。この記事の限りではありませんのでご注意ください。[/aside]

ホテルR詳細

住所:福岡県久留米市六ツ門町6−7
webサイト:http://www.chapel-hotel.co.jp/fukuoka/h073/
Instagram:https://www.instagram.com/kurume.r/

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昭和ラブホ・平成ラブホ探訪家の「逢根あまみ(あいねあまみ)」が、マジメに、思いのままに、ラブホテルにまつわるあれこれを書き連ねる、“チラ裏的”ニュースレターです。
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この記事を書いた人

昭和の趣の残るラブホテル=昭和遺産ラブホテルの記録・レポートをするユニット「終末トラベラー」主宰。昭和遺産ラブホテル、終末観光地の記録をしています。昭和遺産ラブホテル同人誌「あまみのラブホ探訪」の発行、トークイベントなどもしています。

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