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【大阪府茨木市・ホテルYes We Can茨木店 45号室】現役回転ベッドを体験できる貴重なお部屋をレポート

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先日、数年ぶりに「Yes We Can 茨木店」に訪れてみた。Yes We Can 茨木店は、名神高速道路の茨木インターチェンジからすぐのところで営業しているラブホテルだ。

以前、ステンドグラス風のバニーガールドアがある部屋を探訪した。 あれから日本全国あちこちを探訪するようになり、「茨木はまぁ、近場だし」……なんて言っていると、年単位で時間が経過していて驚いた。

訪問後2年以上経過している記事です。料金・内装・サービスなど、状況が変わっている場合があります。悪しからずご了承ください。

目次

前回の探訪で叶わなかったこと

前回の探訪時、回転ベッドのある客室が目的で訪れた……のだが、その時は在室中で探訪は叶わず、バニーガールの客室にしたのだった。今回は、さすがに回転ベッドがみたいなぁと思って、再訪となったわけだ。

客室へ向かおう

ホテルに到着し、写真パネルを確認する。ここはタッチパネルになっているので、使用中(在室中)の部屋は非表示となる。

目的の回転ベッドがある45号室は……空いていた!

まずは第一関門突破である。あとは、写真通りの部屋なのか、回転ベッドはあるのか、そして動くのか……。

Yes We Canのフロントにはサービスがいっぱい

それにしても数年ぶりに来たYes We Canは、なんだかきらびやかになっていた。

フロントにはウェルカムドリンク用のサーバーがあったり、シャンプーレンタルや入浴剤バイキングコーナーができていた

もちろん、利用者はこれをいただくことができるので、希望者はここで飲み物や入浴剤を調達しよう。

エレベーターも必見

エレベーターも相変わらず渋いものが現役稼働している。銘板がとにかく良い。文字好き、エレベーター好きはしっかり堪能してほしい、良エレベーターである。

共用部分も少し雰囲気が変わったように感じるが、当時の雰囲気というのはそこはかとなく見受けられた。

Yes We Can 45号室、いざ入室!

客室に入ると、すぐに玄関だ。玄関は広々しているが、それは洗面台とスペースが共用になっているからかもしれない。

水まわり

水まわりは、玄関と同スペースに位置している洗面台とトイレ、メインルーム側にあるバスルームとに分かれている。

洗面台

スペース的には非常に余裕のある作りで、アメニティもしっかり用意されているのはとても嬉しい。ドライヤーやアイロンなども準備されているので、泊まりでも安心感がある。

トイレ

トイレも玄関のすぐ近くに配置されている。使いやすいサイズ感であり、清潔に保たれているのも気持ち良い。

バスルーム

メインルーム奥に配置されているのがバスルーム。バスタブが広く、二人でもゆったりつかることができる。スケベ椅子も設置されていた。TVは調整中で使用できなかったが、別段大きな問題ではないと思う。

アメニティ

アメニティは、前述の通り豊富で、とても安心感がある。

女性向け

  • クレンジングオイル
  • ボディ・ハンドミルク
  • ミルキージェル
  • ヘアミルク
  • ジェルローション

これはボトルで。パウチでメイク落とし・洗顔・化粧水・乳液の設置もある。

その他

  • カミソリ
  • 歯ブラシ × 2
  • ヘアゴム
  • ヘアバンド
  • コットンセット
  • ヘアブラシ
  • マウスウォッシュ × 2
  • フェイスマスク

メインルーム

客室のメインは、玄関から見て左手の奥だ。玄関・洗面台スペースと、メインを隔てるドアを開ければ、すぐのところにSM什器「X字枷」が設置されている。そしてその向かい側には回転ベッド。

天井は春画のパネルが配置されていて、扇情的極まりない。

広々としていて、はっきりとした色使いなことも含めて、“いかにも”ラブホテルといった風情しか感じない客室なのだけど、不思議と落ち着くのは照明の加減だろうか。

スキン販売機も、きちんと稼働しているものが設置されている。スキンだけではない「おもちゃ」的なものも手に入る。説明書の文章が思わずほっこりしてしまう可笑しさ。金銭と心に余裕のある方はぜひとも「ガッチャン」と課金してみてほしい。

フロントで展開されていたウェルカムドリンクのほか、室内にもサービスのコーヒーなどが設置されている。

これが、結構豪華なのだ。ドリップコーヒーのほか、ドルチェグストもあり、お茶・紅茶・フレーバーティーまで。普段ラブホテルを利用する人は「おお〜」と思ってくださるだろう。

電気ケトル・電子レンジもあり、持ち込み用の冷蔵庫も完備。Blu-rayプレーヤーもカラオケも備わっているので、かなり充実した滞在時間になることだろう。なにより、ここには回転ベッドもあるのだから。

落ち着いた色味のボディで、一見ただの円形ベッドに見えそうなほど地味だ。

でもヘッドボードをよく見ると、おなじみのアレがある。そう、回転ベッドの操作盤だ。左回転・停止・右回転と3つのボタンが並んでいる。

操作盤を見た感じは「日産ベッド」のものに似ているように思うが、残念ながら製造社名は入っていないのでわからない。

ドキドキしながら右回転ボタンを押してみると、ススス……っとなめらかに動き出す。

しばらく見ていても、大きな音を出したりすることもなく、綺麗にゆっくりと回転している。状態はとてもよいと言えるだろう。これからもまだまだ元気で動いてほしい。

願わくば、1970年に次いで、2025年の大阪万博も迎えてほしいと強く思った。

まとめ

数年ぶりの「Yes We Can 茨木店」、相変わらず良いラブホテルだ。

サービス面でも良くなっている印象だったので、「回転ベッドを体験したいけれど昔ながらのラブホテルはちょっと不安……」と、二の足を踏んでいる方はぜひ訪れてみてほしい。

Yes We Can 茨木店

住所:大阪府茨木市五日市緑町4-26

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昭和ラブホ・平成ラブホ探訪家の「逢根あまみ(あいねあまみ)」が、マジメに、思いのままに、ラブホテルにまつわるあれこれを書き連ねる、“チラ裏的”ニュースレターです。
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この記事を書いた人

昭和の趣の残るラブホテル=昭和遺産ラブホテルの記録・レポートをするユニット「終末トラベラー」主宰。昭和遺産ラブホテル、終末観光地の記録をしています。昭和遺産ラブホテル同人誌「あまみのラブホ探訪」の発行、トークイベントなどもしています。

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