山口県萩市の「カーテル未来」へ行ってみました。
ラブホ探訪・記録活動を始めたころ、全国のラブホテルをインターネットで調べるようになり、その時から気になっていました。
当時のストリートビューを見る限りでは、営業しているのかしていないのかさっぱりわからず、クチコミの類も全く見当たりませんでした。
それからかなりの年数経過してしまったし、ここ数年はコロナ禍や諸々の価格高騰の影響もあって閉業が相次ぐラブホテル業界。
果たして、営業しているのだろうか……と不安を感じつつ、カーテル未来に到着。
カーテル未来の周辺・入口

ホテルのある通りに入ってすぐに、看板が立っています。この看板のもう少し先に、カーテル未来はあります。
カーテルは「カー」と「ホテル」をくっつけた「カーホテル」をさらに略した言葉。

自然豊かな出入り口には、看板がいっぱい。どれかひとつでも欠けると、一気にわかりづらくなってしまいそうです。
「バス・トイレ・冷暖房完備」と書かれていて、そんなの当たり前でしょと思う方がほとんどだと思いますが、それがアピールポイントだった時代があったんです。
大昔、ダブルベッドを設置していることがアピールポイントだった時代もあったんですよ。
文言一つとっても歴史を感じることができるのも、ラブホテルの楽しいところ。

敷地に入ると、正面に小さな案内看板も。
入口からお部屋が並ぶ場所までは少し距離があるし、道中はとても細いので、案内看板があるとちょっと安心します。

案内看板を過ぎると、建屋がいくつか見えてきました。

敷地入って右に回ったところ、左手に8号室、7号室が並んでいます。右手にも3つ建屋が並んでいますが、客室番号は見当たりません。
今までいろんなラブホに行ったけれど、ここまで年季の入った建屋をラブホテルで見たのはそうそうありません。
玄関
今回は一番手前の8号室に入りました。
実のところ、ヤマカンで部屋を選ぶ時は8を選びがちです。末広がり!

まずは玄関。段差が高めなので、足元に注意。
ドアにポケットがついています。お金支払う時に使う場所だと思われます。
県内のほかの場所でも見たので、この辺りはドアにポケットをつけているところがいくつかあるかもしれません。
玄関を背にして、左手にトイレと洗面台があり、正面にバスルームがあります。
水まわり
トイレ

ドアや壁こそ古いけど、綺麗にされています。
洗面台

アメニティはカミソリと、歯ブラシ2本のみのストロングスタイル。
傍らには洗面用のタオルがかかっています。派手な色!
バスルーム

バスルームはあたらしめ。ダブのボディソープとシーブリーズのリンスインシャンプーが置いてありました。
一般家庭のお風呂のような感じです。
古いラブホテルではしばしば発生している、下水の匂いもありません。

バスローブは2枚あって、「無料貸出サービス実施中」とラミネートが置かれていました。
メインルーム

メインの客室内。
コンパクトではありますが、落ち着いた雰囲気の客室です。

ベッド側から撮影した写真。

布団は、シーツが掛けられた薄い肌布団と、毛布を重ねたものが置かれていました。
暑い時期、調整しやすい布団はうれしいですね。
ベッド頭側にカーテンがかかっていて、それの向こうは押し入れになっています。

ベッドと壁の間が狭いので、スーツケースなどを運んだりするのはちょっと大変かも。
洋服をかけたりするくらいが使いやすそうですね。

ベッドサイドには大きな鏡もありました。
レースのカーテンがかかっており、開けるとベッド上が見える仕組みです。
これも古いラブホテルで見かける、ポピュラーな仕掛け。

電子レンジやケトル、持ち込み用の冷蔵庫があります。持ち込み用冷蔵庫はテレビ台兼用。
家具の並び方が、ゲーム「どうぶつの森」みたい。なんだかかわいい。

エアコン横の照明も可愛らしい。
オレンジ色の灯りに、ここの長い年月を感じます。

名入りのライターもありました。
おそらく、アンチダストのシリコンみたいな素材だったんじゃないかと思いますが、加水分解していてベタつきが……。

こちらは鏡台。
ヘアブラシやティッシュが置いてあります。

料金表を見ると、休憩や宿泊料金の手頃さに驚きます。
さらに、洗濯サービスまで。洗濯乾燥ができる洗濯機を無料で使用できるみたい。
コインランドリーもそれなりにかかるので、長期滞在する人にはうれしいサービス。
乾燥終了までのおおよその時間が書いてあるのも親切!

つまようじ、コップ、割り箸、栓抜きがあります。

帰りは内線で退室を伝え、料金を確認。
部屋に置いておくように言われたので、お金をテーブルに置いて退室します。
玄関ドアのポケット使わなかったな……。
退室時、ヤモリと遭遇。まだ小さな子どものヤモリ。カーテル未来を守ってくれよ〜。
夏みかんが生ってる!

そういえば、看板に「夏みかんの薫りがいっぱい」と書かれていたな〜と思いつつ、あたりを見たら確かに柑橘が生っている。
その向こうにはビワらしきものも。

あとで調べてわかったことだけど、夏みかんは今の時期(夏ごろ)に生るようで、これは夏みかんの子どもらしい。
5月のGW明けくらいになると、夏みかんの花が咲いて、萩の町はとても良い香りになるんだとか。
その頃のカーテル未来も、きっと良い香りに包まれているんだろうな。次は初夏に来たいなぁ。

まとめ|夏みかんが実る、自然豊かな昔ながらのラブホテル
カーテル未来は、夏みかんが生る自然豊かな場所で営業する、昔ながらのラブホテル。
派手な設備も、最新の設備もありませんが、長く続くホテルだから感じるあたたかみと静寂があります。
小さな歴史の積み重ねを見て取れる、貴重な昭和ラブホ。
萩城跡へも徒歩圏内なので、萩観光にもおすすめです。
休憩 3,000円(平日日中、2時間ほどの利用)
支払いは現金のみ。利用料金、設備は2025年8月当時のものです。料金は利用日・時間帯によって変わります。この記事の限りではありませんのでご注意ください。
カーテル未来 詳細
住所:山口県萩市堀内75-2



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