訪問後2年以上経過している記事です。料金・内装・サービスなど、状況が変わっている場合があります。悪しからずご了承ください。
石川県には今まで何度か訪れた。関西からは北陸道を使うので、もちろん、今回の訪問先である小松インターチェンジも何度か通ったことがある。通ったことがある人は、きっと気づいているはずだ。“いかにも”な存在に。
『白亜城』の名のとおり、白い壁が印象的な外観のラブホテル。『エンネン』というラブホテルと同じ敷地内で営業している。広々とした敷地で、建物のまわりには和風の庭園もある。どこかのお屋敷にお邪魔したかのような錯覚を起こしそうなほど、立派な建物と庭だ。建物こそ長い年月を感じさせるが、きちんと手入れされていて、悪い印象は感じなかった。
今回は某有名SF映画のタイトルが冠された、36号室に入室することに決めた。敷地の一番奥のガレージに車を停める。車を降りてから気がついたけど、このガレージは非常に天井が低くて、我が家の車(軽自動車)ですら結構きわどいくらいだったから、ハイルーフ車の駐車は怪しいかもしれない。
ガレージのシャッターを下ろし、ガレージ手前にあるドアを開けると短い廊下があり、奥には客室へのドアがある。どこで靴を脱げばよいのやらわかりにくいが、客室にも玄関(とマット)があるので、そこで靴を脱ぐ。
ガレージに客室の写真が貼ってあった。それを見る限りでは、メゾネットタイプで円形ベッドが設置されているように見受けられたが、実際は至って普通のベッドだった。公式webサイト(これがまた現代風の立派なものなのだ)でも写真が公開されていたので、すっかり内装は写真のとおりだと思っていたけど、ものの見事に和モダンな、現代風の内装に変わっていてすっかり意気消沈。
とはいえ、「昭和の趣」はところどころに残っていて、内線が設置されている場所にはエアシューターが残っていたし(精算自体は自動精算機を使用)、ベッドに設置されているスイッチパネルには独特の書体で綴られた「白亜城」の屋号など、みどころはある。しっかりと観察すれば、昭和の趣を感じることはできるので、これはこれで面白みがあるのだ。
メインルーム
先に記載のとおり、室内はメゾネットで和モダンな雰囲気の洗練された内装になっている。大きなテレビは壁にかかっているので、部屋は広々としている。カラオケやDVDプレーヤーもあるし、電子レンジや、持ち込み用冷蔵庫、自販機冷蔵庫の両方があるので、ゆっくりと過ごすにも便利そうだ。
水まわり
トイレ
ウォシュレット付きの綺麗なトイレ。鍵もついているので安心。
洗面台
気持ち広めの洗面台は、鏡が大きくて使いやすそうだ。焼き物風で、和モダンの内装にぴったり。水栓はサーモスタットなので温度調節が簡単。
アメニティ
男性向け
- スタイリングミルクワックス
- スカルプケアローション
- フェイスケアローション
女性向け
- 化粧水
- 乳液
- クレンジング
- ヘアブローローション
その他
- 歯ブラシ × 2
- カミソリ
- ヘアゴム
- ヘアブラシ
- 入浴剤
- ボディスポンジ
バスルーム
バスタブ用の水栓・シャワーともにサーモスタットなので使用感は安心!シャンプーレンタルもあるので便利だ。バスタブはゴールドの円形バスタブ。ゴールドのもの自体は、さほど珍しいわけでもないのだが、ラメが非常に細くて美しい。しかしながら円形バスタブはよく滑るので、入浴時にはめちゃくちゃ注意してほしい。
そして、このバスルームで特筆すべきは、なんと言っても男根様と女陰様だろう。ゴールドの妖艶なバスタブの横に、とにかくデカくて立派な男根様がそそり立っている。
そしてその横にはこれまた大きな女陰様。女陰様に向かって左上には、対になった貝(の化石だろうか?)が埋まっている。なんというか、意味ありげ……だ。とにかくありがたい!思わず目を閉じ、手を合わせてしまう。性愛の御神体と並んでお風呂につかるなんて、どれだけありがたいラブホテルなんだろうか。
おまけ
入室時には気がつかなかったが、庭にある岩もよくよく見ると男根様に見えなくもない。一度、視点が「そっち側」にシフトするとそれにしか見えなくなるのも考えものである。
まとめ
円形ベッドはなくなっていたが、ところどころに残る昭和の香りはまさしく当時のもの。ゴールドのボウル型バスタブと、性愛の神が同居するバスルームは唯一無二!夜のネオンも非常に可愛らしいのでこれも見て帰りたい。
支払いは精算機。利用料金、設備は2018年訪問当時のものです。料金は、利用日・時間帯によって変わります。この記事の限りではありませんのでご注意ください。
レジャーホテル白亜城 詳細
住所:石川県小松市長崎町チ21−1
電話:0761-23-1811
web:http://www.plaza-santamonica.jp/hakuajou/
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