ナポリパート2を出た後、行きの道中に見かけた「スターホテル」が気になったので見に行ってみた。
ワンガレージタイプで、ガレージの上には部屋のテーマに関連した名前が掲げられていた。
メルヘン、オリエント、クリスタルナイト…等々。
ときは週末の夕方、部屋は半分近くが入室中になっていて、残り3割空室、2割準備中という感じ。
準備中だった「スペースシャトル」が、どーーーーーーしても気になったので、
使用可能になるまで待ち、入室してみた。
移動
ガレージ後部のドアを入ると、誘導灯がついていて、
その通りに階段を上がると左手に非常ドア、右が客室へのドアになっている。
玄関
客室のドアをあけると、中は真っ暗。
まさか部屋間違った?と戸惑っていると、玄関の電気のみが点灯した。
玄関の照明は真っピンク…。
仕方がないので、部屋奥にあるベッドの照明スイッチを押しに行った。
内装
まるで宇宙船内!
照明スイッチを全てオンにすると、たちまちスペースシャトル内のような光景が!!
壁はグレーのクッション性のあるもので覆われ、配管を模したような手すり状の装飾やハシゴまである。
ベッド周辺
ベッドやソファは薄い緑色で統一されていて、他の装飾とのバランスがとても良い。
ソファ付近の壁には、多数のスイッチがあり、それらは押すこともできる。
押すと光ったりして反応するものもあるけど、ほとんどはなにも起きなかった。
昔は壁の電球と連動してたのかなぁ。
マヌケな一面も
ヘッドボード付近には「1984 OASIS SHUTTLE LOOM」って書いてたけど、これ綴り間違ってない?
カプセルみたいなクローゼット
クローゼットの扉は透明になっていて、カプセルのような見た目。
これもまたSF映画で出てきそうな雰囲気だな~。
そこはかとない宇宙感を感じることができる。
刺繍入りガウン
ガウンは刺繍入り。
黄色いパイピングもポップで可愛い。
仕掛けの取り残し?
ベッドサイドの鏡は、よく見ると鏡と宇宙のイラストが施された三角柱をいっぱい並べて作られていた。
部屋のどのスイッチを押してもその三角柱は回りはしなかった。
きちんと稼動していたころは、いずれかのボタンを押すと三角柱が回って、宇宙のイラストに変化していたのかもしれない。
他にも、部屋の中央部分の天井に、この部屋には似つかわしくない、黒い帯状の装飾があった。
部屋のボタンの、異常な多さから考えるにこの部分も昔は宇宙っぽい、何らかの仕掛けがあったんじゃないかと思える。
残念ながら非稼働になったと思われる部分も多数あるけれど、
とてもこだわりを感じる、すてきな昭和遺産ラブホテル!
なお、今回の部屋代は、休憩2時間 3,600円(土日祝)でした~
スターホテル 松阪
住所:三重県松阪市市場庄町1349
電話:0598-56-5811
[amazonjs asin=”4777816230″ locale=”JP” title=”日本昭和ラブホテル大全 (タツミムック)”]
コメント