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【ホテルいこい】モダンな車型ベッドに酔いしれる【愛知】

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ホテルいこいは2016年2月29日をもって閉館、解体されました(2016年3月)

名古屋市港区。工場が立ち並ぶ地域にポツンとたたずむホテルいこい。もう40年以上営業されている老舗ラブホテルだ。

建物はモーテルタイプで全10室。

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目次

せ、せまい…

敷地は狭くて、車をぶつける人がちょくちょくいるのか、「バンパー注意」が至る所に貼られていた。

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玄関

モーテルタイプでは、階段上にある部屋のドアに玄関のあるホテルが多いと思うんだけど、ここは、駐車場ドアを開けてすぐのところに玄関があるので、ここでスリッパに履き替えて、階段をあがる。階段を上がりきると、出前受取口、会計口、部屋のドアがある。

ベッド

木でできたモダンなドアを開けると、目の前に車型のベッド!

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ロールスロイス風のベッドは布張りで、ヘッドライトは赤く光る。タイヤは本物のタイヤを使用するというこだわりよう。しかし、エンブレムはついておらず、フロントグリルには未使用のスキンが挟まってた。

ヘッドボード

ヘッドボードには大きな鏡がついていて、実用性も高い。両サイドにはレトロな照明が設置されていて、ヘッドボードの装飾と非常にマッチしている。

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「レイコップ」が売り

ベッドに使用している布団は、レイコップで殺菌しているのが売りらしく、ベッドとインフォメーションの両方でアピールしていた。
ここまで良いこと尽くしのロールスロイス風ベッドだけど、結構小さいので大柄な方だと大変かも。

室内

装飾

天井とベッドサイドの壁にはステンドグラス風のガラスがはめられていて、部屋の一部にはベルベット調の壁紙が使われていたり、昭和レトロなレリーフが飾られていたりと、狭いながらも凝った室内だ。

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古い自販機

部屋の中に設置されているドリンクの自動販売機は、今時珍しい、コイン投入式のものだった。少しくすんだ赤色が昭和を感じさせてくれる。

エアコン

部屋には大き目の冷房が設置されているけれど、「暖房ではありません」って貼り紙がしていた。冬の空調はどうしているんだろう…?

水回り

部屋のドアの横のドアを開けると、洗面台・トイレ・サウナ・バスルームがある。

トイレ

トイレのドアの小窓も昭和っぽい!でもウォシュレット付なので安心。

サウナ

サウナは隙間に作った感がモロ出しなくらい狭い。壁には一面、相合傘の落書きがされてた。

バスルーム

バスルームは至って普通なサイズ。バスタブはきんきらきん!さすが名古屋。

アメニティ

タオルは洗面台下にセットされているけど、端々がほつれていて、使用感がにじみ出ていた。部屋着はクローゼットに薄めのガウンが2枚。
アメニティは、入浴剤・スポンジ・歯ブラシ・ブラシ・カミソリで、設置型の化粧水・乳液・メイク落とし(女性用)、スキンローション・ヘアリキッド・ヘアートニック(男性用)がある。ドライヤーも有。

会計

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退室時はこちらでお会計。退室時は、ベッドにある内線で連絡すると、会計口までお金を取りに来てくれる。受話器をあげると自動的にフロントに繋がる親切設計!会計口は小さく、顔を見られることはないので、恥ずかしがり屋さんでも大丈夫。

狭いながらも、こだわりと大人の落ち着きを感じることのできる2号室。
たまには落ち着いた昭和遺産ラブホテルはいかが?

ホテルいこい

愛知県名古屋市港区善進本町

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昭和ラブホ・平成ラブホ探訪家の「逢根あまみ(あいねあまみ)」が、マジメに、思いのままに、ラブホテルにまつわるあれこれを書き連ねる、“チラ裏的”ニュースレターです。
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この記事を書いた人

昭和の趣の残るラブホテル=昭和遺産ラブホテルの記録・レポートをするユニット「終末トラベラー」主宰。昭和遺産ラブホテル、終末観光地の記録をしています。昭和遺産ラブホテル同人誌「あまみのラブホ探訪」の発行、トークイベントなどもしています。

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