大阪・ひらかたパークのほど近くに、ミニ遊園地とも言える客室のある昭和遺産ラブホテルの存在をご存知だろうか。
その名は、リープハーバー
ひらパーにも引けを取らない、そのアミューズメントラブホテルはひらパーから車で10分ほど。国道1号と170号の合流地点からも近く、車でのアクセスは抜群だ。1号バイパスを大阪方面へ向かうと左手に見えてくるのが、今回の主役「リープハーバー」
ワンガレージワンルーム
リープハーバーはワンガレージワンルームなので、好きな部屋の番号が書かれた駐車場へ車を停める。ただ、郊外でよくみる直結型(ガレージから直で入室できるもの)ではなく、駐車場から部屋へは普通に廊下やエレベーターを使って移動する必要がある。なんてったって56室もあるマンモスラブホなので、こういった仕組みになるのは必然なのだ。
4階へ移動
今回は417号室へのラブホ探訪となる。エレベーターで4階へ移動し、廊下の奥のほうに位置する部屋へ。広いので、きちんと部屋番号を確認しながら移動しないと迷いそうだ。
いざ、417号室入室!
玄関を開けると、まぁどこにでもあるような普通のラブホテルの玄関。少し広めに作られているのは、ルームサービスなどの受け取りが玄関となっているからだろうか。さて、この部屋のおすすめアトラクションへと進もう。
これは……遊園地!
ジェットコースターの映える夜景に、メリーゴーランド!ここは遊園地かと周りを見渡すと、TVにコンビニボックスにバスルーム…ここは紛れもなくラブホテルだ。こんなにプライベートな空間で遊園地気分を味わえるなんて最高!
メリーゴーランドに乗ってみよう
このメリーゴーランドは実際に乗って楽しむことができる。スイッチは馬の首元にある。前・後ろ・停止の3つしかないので単純だ。後ろは文字通りそのまま後ろ向きに回転する。これはこれでシュールで面白いのだ。
水まわり
トイレ・洗面所
トイレと洗面所は同じ空間にある。ドアを開けてすぐがトイレなので、抵抗のある人もいるかもしれないが、そのおかげで水周りが広々としている。洗面所には昔懐かしい「お召替え袋」が置いてあり、その中にガウンとタオルが入っている。
サウナ
この部屋はサウナ付き。使用時は20分前にフロントへ連絡する必要がある。サウナの説明書きも昭和な雰囲気があって良い。
バスルーム
バスルームは洗面所奥に位置していて、かなり広々としている。冬場は少し寒いかもしれない。シャンプー、コンディショナー、ボディソープはクラシエのもの。ボディタオルとスポンジはそれぞれ2つずつ、入浴剤は4つ(2種×2)あって嬉しい。また、少々経年劣化も見られるが、綺麗に清掃されているので安心だ。バスタブも広くて、二人でゆったりと浸かることができる。なにより、ステンドグラスにも注目したい(写真は配慮して掲載しません、ぜひ現地で楽しんで!)
アメニティ
リープハーバーは有名グループ「クラブチャペルホテルズ」が運営している。さすがクラブチャペルホテルズ、といった具合でアメニティがとても充実している。
コットン・綿棒、シャワーキャップ、かみそり、ハブラシ(×4)、ヘアブラシにヘアクリプやフェイスパックもある。
フェイス&ハンドソープ、リキッドクレンジング、ローション、乳液は据置タイプでPOLAで統一されている。
メンズは資生堂のスキンウォーター、ヘアムース、シェーブクレンジングが設置されている。
ラブホめし
クラブチャペルホテルズは、料理も定評があり、ここも御多分にもれずたくさんのメニューがある。今回は選べるオムライスとサイコロステーキプレートを注文してみた。
オムライスはライスの味付け・ライスの量・卵の数・卵の焼き方・ソースがそれぞれ選べるというもの。どちらも美味しくて、このクオリティのごはんがラブホテルで食べられるのは嬉しい!
まとめ
ベッドまわりはいたって普通のラブホテルだが、部屋に入ってすぐはまるで遊園地のようで、童心にかえって楽しむことができる。ごはんも美味しいので、メリーゴーランドで遊び疲れた際にはぜひオムライスを食べてみてほしい。
YouTube版ラブホ探訪
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平日5時間とルームサービスの利用。精算は、玄関横の小窓から。クレジットカードも使用できるが預ける必要がある。
利用料金、設備は2016年秋ごろ訪問当時のものです。料金は、利用日・時間帯によって変わります。この記事の限りではありませんのでご注意ください。
リープハーバー
住所:大阪府枚方市南中振3-14-1